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脚本・監督・製作総指揮:イスラエル・ホロヴィッツ

1939年マサチューセッツ州ウェイクフィールド生まれ。ホロヴィッツは70以上の戯曲を書き、その作品は世界30ケ国で翻訳、上演されてきた。1968年ホロヴィッツが脚本をつとめ、当時まだ無名だったアル・パチーノとジョン・カザールが出演した「Indian wants the Bronx」は名誉あるオビー賞を受賞。82年にはブロードウェイの脚本家を主人公にした自伝的色合いの濃い映画『喝采の陰で』の脚本を執筆し、アル・パチーノが主演をつとめた。
彼が脚本を担当したその他の映画作品には、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『いちご白書』(70)、『さらば青春の日』(71)、ヨーロッパ映画賞最優秀脚本賞を受賞した『太陽の雫』(99) 、TV作品にはジェームズ・ディーンの伝記ドラマ「DEAN/ディーン」(01)などがある。
本作で満を持して長編映画監督デビューを果たしたホロヴィッツは、「ゴドーを待ちながら」など不条理劇で知られるアイルランド出身の劇作家サミュエル・ベケットと親交を結び、本作もベケットにささげられている。またホロヴィッツはフランスとも関係が深く、同国で最も多くの作品が上演されたアメリカの劇作家であり、70才の時にはフランス芸術文化勲章が贈られた。
1975年にはニューヨーク・プレイライツ・ラボを、79年にはマサチューセッツ州にグロスター・ステージ・カンパニーを設立し芸術監督をつとめる。

プロデューサー:レイチェル・ホロヴィッツ

レイチェル・ホロヴィッツはHBOの「グレイ・ガーデンズ 追憶の館」(09)で、ゴールデン・グローブ賞、エミー賞、全米製作者連盟賞など数々の賞を受賞したプロデューサーである。また製作を担当した『マネーボール』(11)が、アカデミー賞最優秀作品賞を含む6部門にノミネートされ、アレクサンダー・ペイン監督の『アバウト・シュミット』(02)もアカデミー賞2部門にノミネートされている。
ホロヴィッツは映画業界でスタジオの経営幹部、プロデューサーとして25年以上の経験を持ち、スタジオ時代にはウディ・アレン、ウェス・アンダーソン、ベルナルド・ベルトルッチ、ミシェル・ゴンドリー、アレクサンダー・ペインら錚々たる監督たちと仕事をしてきた。本作では父でもあるイスラエル・ホロヴィッツの長編映画デビューを全面的にバックアップしている。

プロデューサー:ミシェル・アマテュー

1961年生まれ。1983年南カリフォルニア大学を卒業したフォスターは25才の時、ジョン・バダム監督の『ショート・サーキット』(86)でプロデューサー・デビューを果たす。93年にはアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『めぐり逢えたら』を製作。全世界興行収入3億ドルを超える大ヒットとなった。その他のプロデュース作品には、ジョン・カサヴェテス監督作品をシドニー・ルメットがリメイクした『グロリア』(80)、ジョー・ライト監督の『路上のソリスト』(09)、日米合作の『終戦のエンペラー』(12)などがある。

撮影監督:ミシェル・アマテュー

1955年、フランス・ノルマンディー出身。97年ヤン・クーネン監督の『ドーベルマン』で注目を集めた後、エミール・クストリツァ監督の撮影監督として『ライフ・イズ・ミラクル』(04)を含め数多くの作品に携わる。HBOが制作したウィンストン・チャーチルの伝記ドラマ「チャーチル 第二次大戦の嵐」(09)でエミー賞の最優秀撮影監督賞にノミネートされた。その他の代表作には『パリ・ジュテーム』(06)、クリスティナ・リッチ主演のラブ・ファンタジー『ペネロピ』(06)、第二次世界大戦の秘話を描いた『パリよ、永遠に』(14)などがある。

プロダクション・デザイン:ピエール=フランソワ・ランボッシュ

フランス出身の国際的に活躍するプロダクション・デザイナー。サラ・ポーリー主演、イザベル・コイシェ監督の『あなたになら言える秘密のこと』(05)、デミ・ムーア主演、南仏プロバンスを舞台にしたファンタジック・ドラマ『薔薇の眠り』(00)、ジョン・マルコヴィッチが監督をつとめハビエル・バルデムが主演したサスペンス『ダンス オブ テロリスト』(02・未)などを手掛けた。2010年、フランス映画『屋根裏部屋のマリアたち』でランボッシュはセザール賞最優秀プロダクション・デザイン賞にノミネートされた。

共同編集:ステファニー・アン

ニューヨークをベースに映画編集、監督、製作に携わる。ジェニファー・ローレンスの主演女優賞などを含むアカデミー賞4部門にノミネートされた『ウィンターズ・ボーン』(10)の編集に参加。彼女の作品は国連、ゴッサム・アワード、数多くの国際映画祭等で上映された。また短編「EVA」は2013年のパフィン基金の映画・ビデオ助成を受け、ハンプトンズ国際映画祭で上映された。

共同編集:ジェイコブ・クレイクロフト

ニューヨーク出身、1992年ヴァッサー大学卒業。代表作にはロバート・アルトマン監督の遺作となった『今宵、フィッツジェラルド劇場で』(06)や、『ニューヨーク、アイラブユー』(08)、近未来コメディ『素敵な相棒 ~フランクじいさんとロボットヘルパー~』(12)などがある。
またピューリッツァ賞受賞の漫画家ギャリー・トゥルードーの原作をアルトマンがサンダンス・チャンネルでミニシリーズとして監督した「Tanner on Tanner」(04)の編集も手掛けている。

作曲:マーク・オートン

指揮者の父を持ち、音楽一家に育つ。高校で作曲の勉強を始め、マサチューセッツ州ハート・スクール・オブ・ミュージックとメリーランド州ジョンズ・ホプキンズ大学ピーバディ・コンサバトリーに学ぶ。卒業後サンフランシスコに移り、仲間と音楽グループTin Hatを結成、7枚のアルバムを発表した。作曲のほかにトム・ウェイツやマイク・パットン、ウィリー・ネルソンらの編曲・プロデュースも手掛ける。映画音楽も数多く作曲し、代表作にはジェニファー・アニストン主演のコメディドラマ『グッド・ガール』(02)やアレクサンダー・ペイン監督のアカデミー賞ノミネート作『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(13)などがある。

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